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脳に記憶されるトラウマ

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「トラウマ」は、
「脳」に記憶されます。

「脳」に記憶されるということは、

脳の神経回路の樹状突起のシナプスが、
つながって記憶となるのですが・・・

難しい話は、止めて

あなたが、怪我・転倒・衝撃的な出来事に遭遇したとき
「脳にトラウマが記憶されます」

そうすると、

「脳は、このトラウマの回路を使って、動くようになります」

「何度も、何度も、使うことで、この回路が強化されます」

同じ回路ばかり使うと、

使う必要の無いときまで、この回路を使ってしまいます。

具体的には

「危険は無い」と、わかっていても、
「怖い。何か危険がある」そう思ってしまう。

車に乗ったら、パニックになった。

このようになってしまいます。

(パニック症?と感じたかもしれませんが、
パニック症も実は同じです。)

話は変わりますが、
心臓の血管が詰まりそうなとき、
手術をして、血流を良くしたり、
血液をサラサラにしたりする治療をします。

これと同じように、
脳の回路も、新しい回路を作って
新しい回路を使うようにする。

こうやって、「トラウマ」の
影響を下げることができます。

まとめると

「トラウマ」を受ける。
脳に「トラウマ」の回路が出来る。
脳は「トラウマ」の回路を補強する。

常に「トラウマ」の回路を経由するようになる。
そうなると、心身に不調が出てくる。

どうすれば、いいのか。
作られた「トラウマ」の回路とは違う
別の「回路」を作る。

そんなことで、良かったの?
と思えるかもしれませんが、
これが、最新の脳の研究結果です。

ちなみに、
カウンセリングや認知行動療法やお薬だけで、
新しいバイパス「回路」を作るのは、かなり困難です。