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Windows10 CPUの使用率を下げる方法 XPS13

電源を右クリック Windows10
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XPS 13 7390(2in1でないもの)を購入して設定していたのですが、思っていたよりファンの音がうるさかったので、CPUの使用率を低下させて熱くならないようにすれば、ファンが止まるよね。

ってことで、設定していたら、Windows10で通常?表示される電源オプションの詳細設定で「プロセッサの電源管理」の項目が表示されていなかったので、表示させる方法を調べました。

右下の電源マークから電源オプションを開く(その1)

タスクバーを初期設定のまま使っているときは、右下にある電源のマークを右クリックして、電源オプションをクリックします。

なお、タスクバーを上にした場合は場所が変わります。

電源を右クリック

これで、電源オプションの設定画面が開きます。

コントロールパネルから電源オプションを開く(その2)

上記のやり方の方が簡単ですが、どこに電源マークがあるか探せないのであれば、次の方法で電源オプションを開きましょう。

コントロールパネルを開く

Windowsキー>Windows システムツール>コントロールパネル

コントロールパネル

ハードウェアとサウンドを選択

選択するところ

電源オプションを選択

電源オプションを選択

電源オプションを開いたら、電源プランを作成しておきます

現在の電源プランを変更したも良いのですが、戻したいケースも予想されるので、電源プランを新規作成しましょう。

新規電源プランの作成

プラン名は自由ですが、わかりやすい名前にしましょう。

プラン名を入力したら、次へ

プラン名
プラン作成つづき

新規作成時、「詳細な電源設定の変更」はできないようです。

プラン設定の変更をします

先ほど作成した電源プランの「プラン設定の変更」をクリックします。

プラン設定の変更をクリック
詳細な電源設定の変更をクリック
電源オプション詳細

が~~ん

プロセッサの電源管理がない・・・

そうなんです。電源オプションの詳細にある「プロセッサの電源管理」という項目が表示されないのです。

しょうがない。レジストリの書き換えよ

ということで、レジストリを書き換えてしまいます。

レジストリを書き換えると、PCが動作しなくなることがあります。

バックアップを取る、文字を3回くらいチェックするなどして、十分注意して行いましょう。

なお、この方法を使って損害があったとしても、一切責任を負いかねます。

レジストリを書き換える

大事なので繰り返しますが、レジストリの書き換えは劇薬並みに危険です。

でも、レジストリを書き換えないと、修正できないので、自己責任の覚悟をして取り組みましょう。

ドキドキ バクバク・・・

レジストリエディターを立ち上げる

タスクバーにある検索部分に「regedit」と入力します。

入力すると、自動的に検索結果が表示されますので、 レジストリエディターをクリックして開きましょう。

レジストリエディターを開く

探す

ツリーから順番に探すなら、次のように探します。

コンピューター

HKEY_LOCAL_MACHINE

SYSTEM

CurrentControlSet

Control

Power

PowerSettings

54533251-82be-4824-96c1-47b60b740d00

bc5038f7-23e0-4960-96da-33abaf5935ec

検索した方が楽なので、 bc5038f7-23e0-4960-96da-33abaf5935ec を検索します。

編集>検索 で検索できます。

探す

検索したら、所定の場所かどうかチェックしてくださいね。

ここをチェック

Attributes が無いので作成する

bc5038f7-23e0-4960-96da-33abaf5935ec の中が表示されている状態にして、右ウィンドウの空白部分で右クリックします。

新規>DWORD(32ビット)値 を選択します。

新規作成
2に変更

はい。これでOKです。

Attributes がある場合は、設定値を変更

bc5038f7-23e0-4960-96da-33abaf5935ec の中にある Attributes の設定値を2にします。

右ウィンドウの Attributes をダブルクリックすると、編集できます。

無事に「プロセッサの電源管理」が表示された

電源オプションの「詳細な電源設定の変更」を開くと、「プロセッサの電源管理」が表示されます。

表示される

プロセッサの電源管理を変更しよう

プロセッサの電源管理>最大のプロセッサの状態 を低い値に変更すると、CPUの活動が制限され、CPUの温度が低下するので、ファンが回転しにくくなります。

動画編集など負荷がかかることをするなら、設定を最大値にするなど、作業に応じて変更するとよいと思います。

私の場合は、重たくない作業のときは、70%にしてます。

その他 レジストリの設定

コンピューター

HKEY_LOCAL_MACHINE

SYSTEM

CurrentControlSet

Control

Power

PowerSettings

54533251-82be-4824-96c1-47b60b740d00

の中には、 最大のプロセッサの状態の他に下記のレジストリがあります。

最小のプロセッサの状態:893dee8e-2bef-41e0-89c6-b55d0929964c
プロセッサ パフォーマンスの向上モード:be337238-0d82-4146-a960-4f3749d470c7

Dell Power Manager の設定もお忘れなく

私のXPS13には、Dell Power Managerのサーマル管理で、プロセッサとファンの関係を設定する項目があります。

ぜひ、 Dell Power Manager も設定しておきましょう。

ファン設定

この設定で、 ファンのないMacBook 12インチ(2016)と同じくらい(限りなく無音に近い)音になりました。