PCの更新など様々な理由で、VirtualBoxの仮想マシンを別のPC(別のホストPC)に移設する方法についてお伝えします。
上手くいかないこともあるので、自己責任でお願いいたします。
元環境
ホスト:macOS Mojava バージョン 10.14.5
移行先環境
ホスト:Windows10 Pro 20H2
VirtualBoxのバージョンを合わせる
まず、作業前にVirtualBoxの更新作業を行います。
今回は、macからwindowsですので、もしかしたら不要かもしれませんが、念のため行いました。
また、仮想マシンはすべて終了している状態で行います。
エクスポート

ファイル > 仮想アプライアンスのエクスポート を選択します。

エクスポートする仮想マシンを選択して「続き」をクリックします。

ディフォルトのままエクスポートします。
ディフォルトはフォーマットがVirtualization Format 1.0でした。
ファイル名は仮想マシン名と同じが良いようです。
また、保存先はどこでもいいです。(移設先のPCに移動しやすい場所がおススメ)
「続き」をクリックします。

内容を確認して、「エクスポート」をクリックしてエクスポートします。

Macから保存先へアクセスしてもよいか警告が出たので、「OK」をクリックします。

しばらく時間がかかります。
どのくらいかかるかは、仮想マシンに入っていた分量もあるので、一概にはいえません。
とりあえず、待ちましょう。
エクスポートしたら、データを移動
今回は別のPCへ移設するので、データを移動します。
USBメモリに入れてもいいし、ネットワークで共有してもいいし、やり方はそれぞれです。
セキュリティとか考えながら、やりましょう。
インポート

ファイル > 仮想アプライアンスのインポート を選びます。
上図で示した部分と異なるのでご注意を!

移動したデータを選択します。

ディフォルトのままインポートします。


無事にインポートできました。
ここからが大事
仮想マシンを立ち上げます。
ネットワークマネージャーを確認します。
ここの設定が変わっていると、上手く接続ができないので、要チェックです。
実際、IPアドレスの設定がいろいろと変わっていて、なかなか同じようにできませんでした。